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宝山寺

商売繁盛にご利益ありと信仰集める生駒聖天さま。

【宝山寺(ほうざんじ)】

 

延宝6年(1678年)、高野山など密教の霊地で修行した湛海律師(たんかいりっし)が生駒山に入山し、中興開山したのが“宝山寺”です。当初は“都史陀山大聖無動寺”と称されていましたが、後に“宝山寺”と書かれた弘法大師の真筆が発見されたことから、現在の寺号に改められました。

 

本堂の後ろに建てられた“聖天堂”には、現世利益・商売繁盛の神さま“大聖歓喜天”が祀られていることから、特に商売人から絶大な信仰をあつめ、「生駒の聖天さん」または「生駒さん」と呼び親しまれています。

 

生駒山の中腹に位置するこの地は、奈良盆地を一望することが出来る景勝地でもあります。車で訪れることが出来ますが、日本で初めての営業用ケーブルカー“生駒ケーブル(近鉄生駒鋼索線)”のご利用をおすすめします。開通は大正7年(1918年)、当初は宝山寺駅まででしたが、昭和4年(1929年)に生駒山上駅まで路線が延長されました。急な傾斜を一直線に登って行くため、ケーブル車内にも勾配がついていて乗っているだけで楽しめます。宝山寺へは、近鉄生駒駅乗り換え、鳥居前駅から宝山寺駅下車徒歩約10分です。

 

宗派:真言律宗

重要文化財:五大明王像/獅子閣

 

<主な年中行事>
◎4月1日 大護摩会式
◎5月1日~10日 大般若会式
◎9月23日 万燈会
◎11月2日 仏名会
◎12月1日 厄除大根炊き

 

<関連リンク>
◎東大寺で出家した空海(弘法大師)ゆかりの寺社めぐり

 

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◎生駒山上遊園地

 

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