聖徳太子のレリーフ像が建つ、紅葉の名所公園
法隆寺の南東約1.5㎞の場所にある遺跡公園。円形の広場があり、随所に万葉歌碑が建ち、紅葉の名所にもなっています。
1991年度に行われた発掘調査で整然と並ぶ柱跡が見つかり、大型の掘立柱建物群があったこと、発掘された瓦の文様が平城宮で用いられた瓦と同じであったことなどがわかりました。『続日本紀』にある称徳天皇が行幸の際に宿泊した飽波宮(あくなみのみや)ではないかと考えられます。
一方、周辺一帯は、聖徳太子が晩年を過ごした飽波葦墻宮(あくなみあしがきのみや)の伝承地です。すぐ南には晩年の聖徳太子と膳妃(かしわでのひ)夫妻が住んだといわれる旧地に成福寺跡(廃寺)があります。聖徳太子ゆかりの伝承も興味深く、公園内には「以和為貴」と刻まれた聖徳太子孝養之碑が建てられています。
.
☆観光スポット
施設名 | 【聖徳太子】上宮遺跡公園(斑鳩町) |
---|---|
住所 |
〒636-0113 奈良県斑鳩町法隆寺南3丁目3-6
|
駐車場 | なし |