剣豪の屋敷に思いをはせて。花見スポットとしても親しまれています
剣豪の里・奈良市柳生。旧柳生藩陣屋跡は、剣術の流派「柳生新陰流」を生み出した柳生宗厳(石舟斎)の子である宗矩(むねのり)が約3年の歳月をかけて、寛永19年(1642年)に完成させた陣屋があった場所です。
宗矩は、徳川家康、2代将軍秀忠、そして家光に兵法指南役として仕え、柳生新陰流を伝授するなど数々の功績をあげて、剣士から大名へと“出世”しました。
陣屋は1374坪あったとされ、宗矩の子・宗冬が増築しますが、延享4年(1747年)に全焼してしまいました。その跡地は、1980年に公園として整備され、特に、桜の花が咲く季節は見事な景観が広がります。
周辺には、旧柳生藩家老屋敷、芳徳寺(柳生家の菩提寺)、大和柳生城跡など、剣豪ゆかりの見どころや、柳生花しょうぶ園があります。
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☆観光スポット
施設名 | 旧柳生藩陣屋跡(奈良市) |
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住所 |
〒630-1237 奈良県奈良市柳生町339
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駐車場 | なし |
その他 | 見学自由 |