観光ボランティアガイドと歩く「やまと田原本町①中街道コース」

近鉄奈良駅・近鉄鶴橋駅から約40分の「田原本駅」がスタート。

観光ボランティアガイドがいる観光ステーション「磯城の里」は目の前です。

（ガイドの申し込みは希望日の2週間前までに。TEL.0744-33-4560）

1316年創建。戦国時代の賤ヶ岳七本槍のひとり、平野権平長泰が豊臣秀吉から五千石を与えられた後、2代目長勝が1629年に田原本町に入り、これを機に本誓寺は平野氏の菩提寺となりました。

田原本町に入った平野長勝が1651年、教行寺跡に創建しました。

本願寺大和五ヶ所御坊の一寺です。本堂は創建当初の様式を残し、表門は伏見城の城門を移築したといわれています。

古くは「祇園社」と呼ばれていましたが、1869年に津島神社と改名しました。

かつて中和地方最大の夏祭りといわれた祇園祭は今も賑わっています。

寺伝によると、729年創建とされます。

室町時代中期には田原本寺と呼ばれ、隆盛を誇りました。

「絹本著色善女竜王図」（奈良県指定文化財）を所蔵しています。

「中街道」の風情が漂う歴史的街並み。

袖うだつ、丸窓、虫籠窓（むしこまど）など往時の面影を残す店舗や民家の建築が見られます。

1895年に建てられた教会堂。現在の建物は1933年に立て替えられたもの。

外から一見すると民家のようですが、内部は英国国教会の様式です。NHK朝の連続ドラマのロケ地になりました。

1629年に田原本町に入った平野長勝によって築造された陣屋跡。残念ながら面影も残っていませんが、町役場周辺にあったことがわかっています。

鏡作りの技師集団が祀られており、古来、鏡作りの神として信仰されています。神宝として「三神二獣鏡」を所蔵しています。本殿はめずらしい三社連結造りです。

快慶作の阿弥陀如来立像（国指定重要文化財）を所蔵することで知られるお寺。

門前には中街道の面影を残す道標が建てられています。

伏見城の通用門だったといわれる赤い山門が見どころです。