【11月11日「靴下の日」】
皆さん日々お世話になっている靴下。よく見てみると(“よく”でなくても)、靴下は左右一対です。そこで、一年で唯一、月と日がペアで並ぶ11月11日を「THE PAIRS DAY」として、日本靴下協会が1993年に定めました。靴下を並べた形状が「11」に見えることにも由来します。
2019年の国内ソックス生産数は1億1355万8110足。2011年から5129万2190足も減っています。そんななか、古くから木綿栽培が盛んだった奈良県は、現在も靴下生産シェア日本一をキープしています。奈良の靴下が多くの人に使われていることを思うと、なんだか足元がホカホカしてきませんか?
【11月16日「いいビール飲みの日」】
ビールの普及と適正な飲酒を啓発する「ビール酒造組合」が制定した日。毎年11月10日~16日が「アルコール関連問題啓発週間」となっており、その最終日にあたります。ビールをはじめ、アルコール飲料は「ほどほどに」が肝心。2017年に日本記念日協会に認定・登録されました。
奈良は清酒の発祥地として知られていますが、近年、地ビールの製造も増えています。奈良の地酒に、地ビール。「ほどほどに」を意識して、「大いに」味わって楽しんでください。
【11月22日「いい夫婦の日」】
いい(11)ふうふ(22)の語呂合わせから。1988年に提唱された日です。1998年に設立された『「いい夫婦の日」をすすめる会』では、「いい夫婦の日は、ふたりの時間を大切にする日です」とPR。毎年、パートナー・オブ・ザ・イヤーを選出しています。広く一般に定着したのは2000年代に入ってからで、今では、有名人だけでなく、一般にも11月22日に婚姻届を提出するカップルが増えています。
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【11月23日「外食の日」】
1984年に制定されました。家族で外食することの楽しさを知ってもらい、さまざまな食文化に触れてもらおうと、祝日である勤労感謝の日が「外食の日」になりました。日本の外食産業は25兆円規模。昨今の状況から、店舗で飲食するだけでなく、テイクアウトやケータリング、デリバリーが増えています。
この時期は、向寒の季節。お鍋料理やおでんなど温かい料理を囲みたくなります。
【11月30日「カメラの日」】
1977年のこの日、日本のメーカーから、世界初のオートフォーカスカメラ「コニカC35AF」が発売されました。オートフォーカス登場以前は、カメラの露出やピント合わせなどは手動(マニュアル操作)でしなければならず、多く一般の人にとっては難しい技術でした。しかし、オートフォーカスカメラの登場で状況は一変。趣味としての写真撮影が市民権を獲得し、カメラを持つ人が増え、老若男女に広まりました。
その後、コンパクトカメラやデジタルカメラ、スマートフォンが登場し、写真と動画でカメラを使い分ける必要もなくなってきました。カメラは今や生活必需品と言えるまで普及しています。
奈良県でも奈良公園で鹿を撮影するなど、季節を問わず撮影を楽しむ人の姿が見られます。また、奈良市には、古都奈良の寺社や風景、歳時などを万葉の世界観を撮り続けた写真家・入江泰吉氏の作品ギャラリーがある写真美術館があります。
「入江泰吉記念奈良市写真美術館」はコチラ
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